産屋敷耀哉(うぶやしき かがや)
鬼殺隊の当主で、「お館様」と呼ばれ慕われている。穏やかな語り口と深い思慮を持ち、病弱な身体でありながら柱たちを精神的に支えるカリスマ的存在。鬼舞辻無惨と同じ血筋であり、その因縁を断ち切るために命を懸けて戦いに臨む。自らの死をもって無惨との最終決戦の突破口を開くなど、静かだが強い意志を持つ人物。


鋼鐵塚蛍(はがねづか ほたる)
炭治郎の担当刀鍛冶で、鋼のような執念と刀への愛を持つ職人。気性が激しく、刀を壊されると暴れるが、剣士の成長を心から願う熱い人物でもある。常にお面を着け、顔を見せることは少ない。無口なイメージだが、刀を鍛える姿勢は真剣そのもので、炭治郎の力になる日輪刀を何度も作り上げた。
神崎アオイ(かんざき あおい)
蝶屋敷で看護と訓練補助を担う鬼殺隊士。戦闘任務からは退いているが、治療や機能回復訓練などで隊士を支える。サバサバした性格で、厳しい言動も多いが、根は思いやりがあり、仲間思い。炭治郎たちの訓練時には厳しくも献身的に指導し、戦えない者なりの戦い方を体現している。


中原すみ(なかはら すみ)
おっとりとした性格で、三人の中では最も控えめ。炭治郎たちに優しく寄り添い、訓練の補助や看護を担当する。ほんわかとした雰囲気で、癒しの存在。
高田なほ(たかだ なほ)
しっかり者で責任感が強く、訓練中の隊士にも遠慮なく指導するタイプ。機能回復訓練では特に積極的に関わり、炭治郎たちを厳しくも温かく支える。
寺内きよ(てらうち きよ)
元気で明るい性格。場の空気を和ませるムードメーカー的存在で、仲間想い。負傷者の心のケアや、訓練へのやる気を引き出すような言葉をかけることも多い。